家を売る悲しさ・後ろめたさ

家を売る悲しさ・後ろめたさ

笑って喜んで家を売る人はいない

不動家の売却でも、特に多いのが親が住んでいた(親と暮らしていた)空き家となった実家の売却です。
放っておいても固定資産税や定期的な保全のためにお金がかかり、悩んだ末に売却をするというケースが多くみられます。
「悩んだ末に」というのは、やはり本当に売ってしまっていいのかといった後ろめたさや申し訳ない気持ちが強いためです。
家族と暮らした家には単純な思い出では無く、母が料理をしていた台所や父がよく使っていた椅子や机、子供の頃の自分の部屋など数え切れないほどの思い出が詰まっていて、これを売ることは寂しくて悲しくて本当に辛いことだと思います。
同時に、いずれは乗り越えなければならないこともわかっているはずです。
家は売ってしまっても思い出が無くなるわけではありません。思い出は家だけではありません。
家系図を作ったり、最後にみんなで数日を過ごしたり、家の外観や室内の隅々を写真にとってアルバムにまとめることで気持ちの整理がついたという方もいますので、是非参考にしてください。思い出は、物では無く心で引き継いでください。

 

家族とのトラブル回避のために

家を売るときには兄弟(きょうだい)間などトラブルは避けたいところです。
どうしても「家をどうする?」という課題は避けて通るわけにはいきません。
家を分ける方法としては、次の4つがあります。

  1. 現物分割
    例えば、相続するものを長男は家、次男は現金のように、それぞれが特定の財産を受け取るというものです。
    一般的は現物分割が遺産分割の方法として多く利用されています。
  2. 換価分割
    相続するものが家などの不動産しか無い場合、その不動産を売却して売ったお金を分けます。
  3. 代償分割
    家などの不動産を売却せずに、例えば長男が家を相続する代わりに、次男に金銭などで清算する方法です。
  4. 共有分割
    きょうだいで家などの不動産を共有します。
    解決方法を先延ばしにするようなものですので、決して良い方法とはいえません。

 

築年数が経った古い家ほど再利用や貸したりすることが難しく、売却をするほか無いケースが多くなります。
この時、きょうだいで意見が分かれ、一方は「売ったお金を案分したい」、もう一方は「売りたくない」ということがあります。
長男など家に対する気持ちが強い場合や、より親との距離が近く親密であったほうが売りたくない気持ちが強くなる傾向にあります。
しかし、家を保全して維持するための費用など、現実的な問題などから最終的には売ることになるケースがほとんどですので、きょうだい間の溝が出来る前に、辛さを堪えて早い段階で売却することがベストの選択ではないでしょうか。

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